公認会計士試験合格者からのアドバイス―一切り捨てる発想と間違いを最大限に活かす勉強法で合格を勝ち取りました!

合格体験者からのアドバイスF切り捨てる発想と間違いを最大限に活かす勉強法

 

間違いを活かす勉強スタイルと、切り捨てるスタイルで合格を手にした方の合格体験記です(*^_^*)こういった発想ができると確かに合格に近づきますね!


 

どん底の試験1か月前からの大逆転

 

49.2点・・・

 

これが私の論文式試験1ヶ月前の公開模試の点数です。

 

単純に考えてこのままでは試験に受かるわけがない。私はそう思っていました。しかし私は論文式試験に受かることが出来ました。それはなぜなのでしょうか。それを改めて考えてみたいと思います。この私の考えが皆さんの勉強に役立てば光栄です。

 

直前期の勉強法

まず、私が論文式試験に受かることが出来た最大の要因は最後の1ヶ月の勉強の仕方です。

 

私は、最後の1ヶ月、今までの答練を見返しこの状態からあと1ヶ月で合格ラインに達するにはどうしたらいいか考えました。答えは明確でした。圧倒的に計算問題での取りこぼしが多く、本来正解しなくてはいけない所が取れていませんでした。勿論理論問題で点数が悪い回もありましたが、それはあまり見ていない箇所が答練に出題されてしまったためであってこれを本番までになくす事は不可能です。

 

ですので、私は最後の1ヶ月原点に戻り、その年の答練をひたすら繰り返し解いていきました。1日の勉強の半分を計算問題に使いました(6~7時間ぐらい)。

 

切り捨てる発想

問題を復習する際、理解して解くことが勿論大切なのですが、それに時間がかかる場合はその練習問題をそのまま覚えるくらい解きました。

 

このように、会計士試験では時と場合により切り捨てる部分が必要です。しかし切り捨てる意味を履き違えないで欲しいです。切り捨てるとはその問題が出たらどうしようもないということではなく、最低限レベル(平均点)までは取れる状態にどうにかするということです。

 

誰にでもあると思いますがよく理解できない。なぜ、こうなるかわからないという部分が出てくると思います。私はそういう箇所は、いくら考えてもわからないと切り捨て、計算問題であれば理論等は考えずその説例と答えを暗記しました。

 

理論問題であれば最低限書かなければいけないキーワードだけ覚えました。勿論これでは、少し内容が変わっただけで問題が解けません。しかし同じ部分については点数が取れます。最低ラインは絶対死守する。これが私の考えです。

 

考えてもわからない所は切り捨てる、つまり、いかに効率的に時間を使うのかという考え方は、本番の試験でも同じです。

 

例えば、これは誰にでも当てはまるものかは分かりませんが、私の考えとして参考にしてみて下さい。短答式試験で管理会計論、監査論は同じ時間に解きます。私はこの監査論を平均25分で解いていました。本番では20分で解き終わりました。周りの人には早いとよく言われていました。この場面で私は切り捨てるという考え方をしています。つまりどういうことかというと私は監査論の問題というのは知っているか知らないか又はそれが監査人としてやっていいのか悪いのかという観点でしか判断出来ないと思っています。

 

そのため考えて(時間を使って)答えを導き出しても正解になる確率はあまり高いとは思えませんでした。そのため、私は監査論の短答式の問題を解く時にほぼ考えていません。

 

知っている知識ならすぐに答えが出ますし、後は自分の経験と勘で判断をするだけですので、最初の直感を信じます。つまり、考えても正解に行き着かない監査論には時間を使わず、時間をかければ正解を出せる管理会計論に時間を使うべきというのが私の考えです。

 

このように会計士試験に限った話ではありませんが勉強においては切り捨てるということが非常に重要です。

 

自分が凡人であること

そして、私が会計士試験を勉強してみて感じたことは、才能を持った人はごくわずかしかいないということです。

 

つまり会計士試験の勉強を始めるまでの経歴などは、ほぼ関係なく生まれ持っての才能がある人等ほぼいないといいうことです。

 

私は、大学受験に失敗し、浪人することも出来ず、そのまま専門学校へ入学し会計士を目指しました。会計士試験の合格を競う相手は主に大学生です。勿論その中には大学受験においては私よりも良い成績をおさめた人たちばかりです。しかし、会計士試験においては、その経験は役にたつものではないですし、現に私の友人は高校の勉強すら満足に理解していなくても会計士試験には合格した人もいます。

 

そして、自分が凡人であるという事を認識することも重要だと思います。私は一緒に勉強している中に毎回答練で成績が上位にいる人といました。その人は、勿論、人よりも勉強していましたが、それ以上に勉強方法等もとても真似できるものではありませんでした。

 

初めはあれくらい勉強しなければいけない、その人に追いつくぐらいの気持ちでやらなければいけないと思いましたが、やはりそれは不可能であり自分にあったものでもありませんでした。逆に自分もその人ぐらい出来ると過信してしまうこと、これが一番恐ろしいことです。自分は凡人である、つまりその中で合格するためにはまず、人よりも勉強することは勿論のこと、自分の結果を真摯に受け止め、これからいかに効率的に勉強していくかが非常に重要になります。

 

間違いを最大限に活かす勉強法

この考えのなかで私が実践したことを1つ紹介しますと、よく答練の直前にテキストを読み、そこがでたらラッキーという方がいらっしゃいますが、それほど勿体無い事はないです。なぜなら、その人はその直前に覚えた内容によって本来間違えていた箇所が正解になってしまったからです。

 

つまり、間違えた箇所こそ一番勉強になる内容であり一番記憶に残るものです。それにも関わらず偶然正解してしまったがゆえにその人は、その間違えるはずだった場所が記憶に残らなくなってしまいます。結果として本番でその問題が解けません。そのため、私は答練の前はテキスト等を一切見ず、その答練でいかに自分の実力を出しきるかを考えていました。

 

そして、返ってきた答練で間違えた場所は勿論、偶然正解してしまった箇所がないかも検証していました。しかし、間違えた箇所以上に偶然正解してしまった箇所はやはり記憶には残りづらいです。ですから、皆さんにも勘違いしないでほしいのは決して皆さんの目的は答練で良い点数取ることではありません。論文であれば、本番でいかに平均よりも少し良い点数を取るか、短答であればいかに合格点を上回るかを考えて見て下さい。

 

そうすれば、自ずとどう勉強したらよいのかどう答練に望んだら良いかが見えてくるはずです。

 

モチベーションについて

会計士試験においては、会計士試験の勉強を始めてからいかに努力し続けられるかが合否を分けます。その勉強をし続ける上でやはり大事になるのがモチベーション、つまりは気持ちの問題です。

 

よく聞く話かもしれませんが、私も会計士試験を通じて一番感じたのはやはりこの部分ではないかと思います。絶対に今回の試験で受かるという強い気持ちが必要です。次の試験があると思った瞬間にその回の試験に受かるのは難しいです。

 

実際に私も短答式の試験も論文式の試験も今回の試験がダメだったら会計士試験を受けるのをやめようと思った時に受かりました。つまりラストチャンスと思った時にしか合格しませんでした。

 

その回がこの試験を受けるのが最後だと思うと不思議と後悔したくない、今回で全てを出しきらなくてはいけないと思い、自分の思う以上の力が出せたのかもしれません。私は今でも思うのですが、もう一度会計士試験を受けて受かる自信は正直ありません。それくらい私は受かった回の試験では集中しこれ以上はもう出せないという状態まで持っていっていました。それをもう一度やれと言われても簡単に出来るものではありません。

 

最後に

最後になりますが、これもよく言われる事だと思いますが会計士試験は現在、誰でも受けられ誰でも受かれる試験です。勿論、そのためには膨大な時間と努力が必要です。しかし、自分を真摯に見つめ努力し続けられる事さえ出来れば合格出来ると思います。ぜひ諦めずひたむきに会計士試験の合格を目指していただきたいと思います。きっとその先には会計士試験の合格よりも大切な何かが見えるのではないでしょうか。

 

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